栃木県那須塩原市の農産物の直売所で販売されたキノコから国の基準を超える放射性物質が検出され、直売所は、自主回収を行うとともに食べるのを控えるよう呼びかけています。

栃木県那須塩原市によりますと、市内にある農産物の直売所「そすいの郷直売センター」で、今月、販売されたキノコ、「チチタケ」を購入した人から「自分で調べたら国の基準を超える放射性物質が検出された」と市に連絡がありました。
市が調べたところ、この「チチタケ」から国の基準の7倍を超える1キログラムあたり720ベクレルの放射性物質が検出されたということです。
「チチタケ」は、市内の男性が県外で採取して直売所に持ち込み、今月8日から22日にかけて134パック、合わせておよそ21キロが販売されたということで、市が採取された場所などを調べています。
直売所は、自主回収を行うとともに、買った人は、食べるのを控えて届け出て欲しいと呼びかけています。

www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1096113551.html