アメリカでは、大卒者の半数近くが飲食サービスや小売業といった「高卒レベルの仕事」に就いている —— 最新報告
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・アメリカでは大学新卒者の半数近くが高卒レベルの仕事に就いていることが最新調査で分かった。
・調査では、大学新卒者の約52%が大学の学位を必要としない仕事でキャリアをスタートさせているという。
・こうした新卒者の大半は飲食サービス、建設、事務補助の仕事に就いている。
こうした新卒者の大部分 —— 88% —— は卒業から5年が経っても事務補助、飲食サービス、小売業といった高卒レベルの仕事に就いていることがBurning Glass InstituteとStrada Education Foundationの調査で分かった。
 学位が必要な仕事に就いた場合の収入に比べるとはるかに少ない。大卒レベルの仕事に就いている人の収入は、高卒者より88%多いという。
「大半は販売や事務補助の仕事に」
では、大学卒業後に高卒レベルの仕事に就いた新卒者は5年後にどうしているかというと、一般事務(109万人)や販売監督(100万人)、小売販売員(75万9000人)、営業(61万1000人)、事務補助(60万2000人)といった仕事に就いている人が多い。
飲食サービス(37万人)や建設(35万人)の仕事に就いている人も多く、報告書によると、少なくとも450万人がその他の高卒レベルの仕事に従事している。