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「恵まれた家庭」ほど好成績 
数学的リテラシーなどで分析 PISA
https://mainichi.jp/articles/20231205/k00/00m/100/138000c
保護者の職業や家庭の経済力など生徒を取り巻く環境の指標「社会経済文化的背景」(ESCS)との関係についても分析され、いわゆる「恵まれた家庭」ほど、好成績者が多い傾向が日本を含む大半の参加国でみられた。
ESCSは、生徒に(1)保護者の職業(2)保護者の教育歴(3)家庭の所有物――を尋ね、その回答を基に算出した指標だ。(3)は蔵書数や車の台数、タブレットやパソコンといったデジタル端末の数のほか、自分の部屋があるかどうか、「水洗トイレがある部屋」「コンピューター関係のマニュアル」の数なども聞いている。

ESCSの水準に応じて、まずは生徒を四つのグループに分類。PISAの調査項目である「読解力」▽「数学的リテラシー(応用力)」▽「科学的リテラシー」――の3分野のうち、「数学的リテラシー」の成績(習熟度レベル)との関連を軸に分析された。

他の大半の参加国でもESCS水準が上位の層ほど高い成績を収める生徒の割合が高く、「科学」と「読解力」でも同様の傾向がみられた。ただ、今回の調査では、日本はESCS水準が学力に及ぼす影響がOECD平均より小さかった。

やはり日本の教育は塾や予備校のおかげだな。