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将棋好き=数学得意!?
 福島県ジュニア五輪上位16人中7人熱中 専門家「論理的思考磨く」
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20231225113329
「福島県算数・数学ジュニアオリンピックの点数上位者は、将棋をしている子が多いのでは」―。福島民報社「あなたとともに 福島特命取材班」に投稿が寄せられた。取材を進めると、今年のジュニアオリンピックで銀メダル以上だった児童・生徒16人のうち7人が将棋大会に出たり、趣味で楽しんだりしていることが分かった。将棋は算数・数学の学力を伸ばすのか。相関関係を専門家に取材した。
 将棋を取り入れた数学の授業を実施している阪南大(大阪府)の浜道生教授(66)は、算数・数学が公式を基に問題を解き、将棋が定石や過去に指された手筋を参考に一手を選ぶ点で思考方法が似ていると指摘する。「正解や最善の一手を導き出そうとするプロセスで、論理的な考え方が磨かれるのではないか」と語る。
 約20年前からプロ棋士を大学に招き、数学力と将棋の実力が比例するかをテーマに研究している。長年の経験から、子どもが将棋を指すことで(1)記憶力(2)何手も先を読む想像力(3)筋道を立てて考える力―が高まるとしている。さらに算数・数学が得意な子どもが将棋を始めた場合、早期に上達する傾向があるという。