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駿台、地方の学習塾に映像授業 
大学受験を支援
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC18A160Y3A211C2000000/
予備校大手「駿台予備学校」を展開する駿河台学園は2024年4月から、学習塾や予備校向けに大学受験の支援サービスを始める。映像授業やWebテストなどを提供し、生徒の質問には駿台グループの講師らがオンラインで対応する。大学受験指導のノウハウが手薄な地方の塾や予備校のニーズがあるとみている。

サービス名は「駿台 Diverse」。塾や予備校とライセンス契約を結び、24年4月からサービスの運用を始める。全国12の学習塾グループが導入する見通しだ。

映像授業は1本15〜30分程度。一般的に授業は90分が多いが、生徒を飽きさせない工夫として短くした。高校1〜3年が対象で、教科書〜国立大入試レベルまで対応できる。英語や数学のほか、日本史や物理など主要教科の映像授業を提供する。

授業後、内容が連動した確認テストがWebで受けられる。映像授業やテキストなどは駿台が独自に作成した。分からない問題などはWeb上で質問を受け付け、講師らとチャットや通話でやり取りができる。

生徒の学習履歴はデータ化される。駿台が持つ模擬試験や入試問題のデータと合わせながら、塾の先生らが指導ができるようになる。