児童の頬をマスクの上からわしづかみ、生徒のみぞおちを拳で突く… 教員4人を懲戒処分
12/24(金) 8:41配信

沖縄タイムス
教室(資料写真)

 沖縄県教育委員会は23日、酒気帯び運転や体罰をした小中学校の男性教員4人を
懲戒処分にしたと発表した。

教室で指導中にキス、遠征先で性的行為…相次いだ教員のわいせつ

 名護市内の50代中学教諭は4日午後9時半ごろまで飲酒し、翌朝の飲酒検問で
呼気から基準値を超えるアルコールが検出された。停職6カ月。

 那覇市内の50代小学教諭は11月9日、児童の頬をマスクの上から右手で爪を立てて
わしづかみにし、左手で鼻をつまむ体罰をした。児童は全治1週間程度の傷を負った。
減給10分の1を3カ月間。

 那覇市内の30代中学教諭(臨任)は11月11日、居眠りしていた生徒に手帳を
投げつけ首に当てた。減給10分の1を2カ月間。

 那覇市内の50代中学教諭は11月9日の清掃活動中、指導に従わなかった生徒の
腹部を蹴り、左拳でみぞおちを突いた。管理職への報告も怠った。戒告。

 金城弘昌教育長は「教育に対する信頼を失墜させるもので深くおわびする。
再発防止と信頼回復に努めたい」とコメントした。