母親が抱いた”疑念” 男性教師「真剣な交際だった」
すると、母親が、ある疑念を抱き始める。「あの先生は、うちの娘と真剣に交際
していなかったのではないか」と。要は“遊び”の関係だったのではないかという
疑念だ。当然、女子高生と肉体関係を持つことは、青少年育成条例や児童福祉法に
抵触する可能性がある。

2021年3月になって、ついに母親が都教委に相談。地元の教育委員会が調査に乗り
出し、“不祥事”が発覚することになる。都教委は、11月15日、男性教師を懲戒免職に
した。卒業したとは言え、「先生と生徒」に類する関係であり、その上で性行為に
及んだことを重く見たという。

調査に対して男性教師は「女子生徒を傷つけてしまった。教師としての責任を痛感
している」「大切なお子さんを傷つけられ、保護者が心を痛めていることを考えると、
非常に申し訳ないことをした」と話しているという。ただ、A子との関係については
「真剣な交際だった」と主張しているそうだ。