プロ野球の新旧監督や前任・後釜のコーチで正反対な指導をする場合があるように、
学校の先生でも学級担任や教科担当が変わると指導や評価が随分違うことがある
中学1年の学級担任と中学2・3年の学級担任とで生徒・進路指導論に関して言っている内容が違うというケースに出くわした
前任の1年の担任教師は成績が上がった科目を褒め、下がった科目には一切触れない、1学期(当時は3学期制)のときのみ通知票を返すときコメントして、2学期や学年末ではまったく言わなずに通知票だけ渡す先生で、その分、教師からの気持ちが伝わってきた
対して後任の2・3年の担任教師は真逆で、下がった教科ばかりあーでもない、こーでもないと言い放ち、通知票の担任教師からの所見欄を読めば、授業はやる気を感じられない、屁理屈が多い(だから成績が下がっている)とか、いいところはありませんと言わんばかりのコメント
これでは、生徒からすればやる気が失せるし、前任教師が作り上げた指導内容が否定されている意味になる
プロ野球の選手も、後任としてやってきた監督やコーチに(前任が大して言わないのに)ゴチャゴチャ言われて成績が上がったなんて話はほとんどないと思うけど、
学校の生徒だって、ある意味同じじゃないの?
奮起を促すとかハッパをかけるだのという名目で愛のムチを振るう背景に、不調の原因と対処法がわからないから、生徒のせいにして責任回避しているだけ。つまり、厳しさに酔っている。
ダメ監督・コーチもダメ教師も、本質は何ら変わらない