長野市教育委員会は2日、1日に同市内の中学校の校内で50代の男性教諭が2年生の女子生徒1人に暴力を振るい、けがをさせたと発表した。女子生徒は左あばら骨を打撲した。

 同教委によると、1日午前8時40分ごろ、教室入り口に来た男性教諭が、居合わせた女性生徒を右手の拳で殴った。男性教諭はいら立ちながら他の生徒を探しに来ており、女子生徒はこの生徒のことを報告するために、男性教諭に「あっちに行きました」と話しかけたが、男性教諭が突然に殴ったという。

 女子生徒は1日に長野市内の病院を受診。同校は関係する生徒らへの聞き取りを実施し、午後7時半に該当するクラスの保護者向け説明会を開いた。