>>246
そうですね、企業原理としては正しいと思います。
仰っていることはそのとおりだと思います。
私の意見としては学校の特性もあるかなと思います。中高一貫校であれば6年後の先を見なければなりません。
でも自分の雇用が来年あるかわからない状態が続くと短期的に上に気に入られることを強く意識するかと思います。
それが必ずしも生徒の教育のために良いだろうことと一致するかは難しい問題になるかと思います。

また、現状の日本においては大学卒業後正社員で就職する図式が続いています。
それが良いことだと思いませんし、変わっていくものだと思います。
しかしながら、その状況の中で教員だけ大学卒業後に1年契約という雇用形態が公然と存在することに違和感を感じます。

文部科学省の学校基本調査の令和2年度版の統計によると、大学卒業者573,947 人の内
有期雇用労働者[雇用契約期間が1ヵ月以上から1年未満](率)の人数は5,935人に過ぎません。
https://www.mext.go.jp/content/20200825-mxt_chousa01-1419591_8.pdf
1%強というところでしょうか。
これは一般的な雇用形態といえないと思います。

また有期雇用にする代わりに大変に高待遇であるということも無いかと思います。
そうなると、学校の常勤講師という制度は世間で問題になっている派遣問題などと同様に
雇用者の搾取と考えても差し支えないのでは無いかというのが持論です。

お目汚し失礼いたしました。