福井県教育委員会は12月27日、公立学校の教員採用選考試験について
2020年夏に実施する21年度選考試験から、小学校教諭の実技を
取りやめるほか、県内講師や県外教員向けの1次試験を
免除すると発表した。英語に限定していた外国語の
資格取得者への加点制度も、ポルトガル語など計5カ国語に拡大する。

【グラフ】福井県の子どもの発育状況

 出願者が年々減少している中、受験者の負担を軽減して
志願者の増加につなげるとともに、優秀な人材を確保する狙いがある。

 小学校教諭の実技試験はこれまで、水泳(25メートル)と
指定された楽曲を弾くキーボードの二つが課されていたが、
ともに廃止する。