実際一つ一つ並べて見ると仕事量が多いということはない
外からは見えないが多くの教員が頭を抱えているのは子供を過度に傷つけないということだ
基本がストレスフルな環境であるがゆえに傷つけないということ1つにものすごい労力が割かれている

そしてそれと対立する(しやすい)概念が「効率的」というものだ
「効率的」を重視していないというのはその通りな部分もある
人間を相手にすることは、犬のブリーダーや家畜の飼育とは違うのだから「効率的」を求めると多く悲劇が起こる

過去戦前に「効率」を求めて学校は軍隊の文化を導入してスタートした
学校統治は上級生が下級生を「しごく」ことで成立していた それが軍隊の「効率」文化だった
戦後にも軍隊の文化はなぜか学校にだけは長く残っていたが、上級生の「しごき」に続き体罰まで厳禁になって、予算や人員はそのまま教師の1人1人の資質に依存する時代が来た