もし管理職に言うなら、訴え方に注意。

以下、キラキラの新卒さんたちに教えるには、ずいぶん品のない、くだらない処世術ですので、話半分に聞いてください。

職場でいちばん強い振る舞いは、「自分がその場で一番可哀想な人」になることです。
「体育の先生はこんな理不尽なことを言ったから、糾弾されるべきです。わたしには休む権利も保証されていないというのですか?」
「訴える」のではなく、
「随分体育の先生にご迷惑をかけてしまったようで…。やっぱり、新卒は親が病気になったくらいでは、休むべきじゃなかったんでしょうか。こういうとき、どうしたら…」
と悲しげに「相談する」のです。
管理職が無条件に「そんなことないよ」と言ってくれ、「大目に見てやってよ」と体育教師に声をかけてくれやすいのは、後者の方です。

ただ、繰り返すと鬱陶しいと思われるので、本当にここだけは!という時以外は乱発しないほうがいいです。それに、「より可哀想な人」が出てきたら、負けます。