守りたい人間を守れなかったから
組織のつまらない理屈にまどわされて

それ以来、 自分を許せなくなった
苦しくて、別の不満をでっち上げて転職した

人生を築くことができない
楽しいことがあると、楽しんだ自分を嫌悪して吐いて震えるようになった
でも楽しいことは、楽しく感じるからね

もう10年くらい経ったころ、自分を許そうとしてみた
そのころ、同僚の女性教員が結婚することを知った
その人を見ると赤面してしまった
「うらやましい」「自分も、そろそろ前に進みたい」「友人になっているあの女性(別人)と…」
「いや、人を救えなかったくせに、人並みの幸せを望んじゃダメだろ」
「おまえは資格が無いのに、責任もとらずに自分の幸せを望むのか」
で、恥ずかしくなって赤面

同僚女性もその周囲のとりまきも、当然「あ、こいつ気があるな」と勘違いするわな
自分が原因だし、数ヶ月は聞こえるように「キモい」「あんたトシだし、分際をわきまえろ」的なことを言われて、その通りだと思っていた

が、業務に支障を来し保護者も勘づくほどに「アタシ、あの人きらい」アピールが酷くなってきた
取り巻きといっしょになって、おれのする業務や存在自体を、無関係の同僚との会話内容すら否定することを、明らかに楽しむようになってきた
だから「おれを怒らせるな」「その振る舞いは限度を超えている」ことを伝えようとしたが「ゼンゼン怖く無いんですけどw」と聞こえよがしに職員室で宣言し、ますます攻撃してきた

ヤクザ者でもしないくらい、存在自体を誹謗中傷してきたよ
そういうことやると、落とし所が無くなって命のやりとりになるから、しないくらいの
「あんたにやってるんじゃない」(いじめていないという、自分への言い訳)
「わざとじゃなく、これが素ですから」
というアピールなのか、担任する児童にも口が悪くなっていたようだ(あいつキモイからしかたない的な学級経営)

許せないので、地を出して威圧したってわけ