小学生が田植体験 室戸04月11日 18時06分ttps://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20190411/8010004804.html
室戸市の小学生たちが、地元の人たちに教わりながら、田植えを体験し、米作りの苦労と農家への感謝を学びました。
田植えを体験したのは、室戸市の羽根小学校の5年生と6年生、合わせて25人です。
この田植えは、子どもたちに農業に興味を持ってもらおうと、地元の羽根公民館が、毎年この時期に行っていて、
ことしで9年目になります。
田植えは、学校近くにある町田昇さんの4.5アールの水田で行われ、子どもたちは、素足で水が張られた田んぼに
大声をあげながら入りました。
6年生は2回目、5年生は初めての田植えでしたが子どもたちは、町田さんに、昔ながらの道具の使い方を教わり
ながら、10センチ程に育ったコシヒカリの苗をひとつずつ丁寧に植え付けていました。
参加した児童は、「昔の人は一人ですべてやっていたのですごいと思った」とか、「農家の人の大変さがわかったので
1粒も残さないようにしたい」などと話していました。
11日、植えたコシヒカリは、8月の初旬に刈り取って、地元の人と郷土料理の押しずしをつくったり家庭科の調理実習
などで使ったりするということです。