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部活体罰、成人後もトラウマに 暴力が再生産される根深い構図 「消えろ」「死ね」エラーのたびにビンタ

■「成果」出した指導者、異動させず

 早稲田大の友添秀則教授(スポーツ倫理学)は、「勝利至上主義」を挙げる。
スポーツで知名度をあげようとする学校は少なくなく、指導者は全国大会での活躍が仕事上、「必須」。
生徒側も好成績を残せば進学につながる。結果を出した指導者をブランド力をあげるために長年異動させない結果、他者がものを言えない状態になるケースも少なくない。
こうした環境だと「勝つためには何をしても許される」と指導者が勘違いしがちだという。