>>848
模擬授業のテーマは事前に発表されません。

あくまでも去年の話ですが、説明しますね。

まず、一緒に模擬授業をするメンバーと教室に入ります。1次の集団討論の雰囲気ですね。

受験生は5〜6人で最前列に横一列。
試験官は教室の後ろの方から、受験生の後ろ姿を見る感じです。

まず試験官の一人から説明があり、そこで初めてテーマが発表されます。
去年は、学年・単元は自由で、確か生徒が主体的(?)に学習できる授業を見せろ的なやつでした。
年度によっては学年や単元が指定されたり、道徳をやらされたりしたこともあるみたいです。

紙を渡され「この紙に授業の流れを書きなさい。紙は最後に回収します」と言われ、5分間考える時間を与えられます。
受験生を生徒役にして「わかりやすい」授業を心がけ、最低2回は発問するようにと言われます。

その後、順番に前に出て、受験番号と名前、学年と単元を話してから授業開始です。授業は6分間。
試験官がタイマーで計っていて切られてしまいます。

順番に授業をしていくのですが、この順番が重要です。
後半の人ほど、場の緊張感もほぐれてくるし、他の受験生の授業中に頭の中で整理できるし、圧倒的に有利です。
逆にトップバッターは、かなり辛いです。
もっとも、試験官から順番は言い渡されてしまうので仕方ありませんが。

年度によっては試験官がわざと不適応生徒の役を演じて邪魔をしてきたこともあったそうですが、去年に関しては怖いほど黙って静かに観察してきました。

黒板にはチョークが用意されているので使えます。というか、みんな使っていました。
授業が終わったら自分で黒板を消して終わりです。
授業中は、さっき書いたメモ紙を見ることは許されます。

以上ですが、他に何か疑問があったらどうぞ。