【社会】単純な「答え」に群がる人々 まとめサイトだけ信じ批判
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■コンパクトな情報にニーズ

 「ウソを書くな」「プライバシーを暴く権利があるのか」――。講談社の雑誌「フライデー」が昨年12月、
俳優・成宮寛貴さん(34)のコカイン吸引疑惑を報じると、編集部には抗議の電話が殺到した。
2週間で計1千件を超えたという。

 報道直後に所属事務所が「事実無根」と否定。
1週間後に成宮さんは「これ以上自分のプライバシーが人の悪意により世間に暴露され続けると思うともう耐えられそうにありません」と芸能界引退を発表した。

 講談社の乾智之・広報室長(53)は、批判が一気に広がった背景に「ネット、とりわけ『まとめサイト』の影響があった」とみる。

 例えば「NAVERまとめ」。一般の人があるテーマについて主にネット上で集めたデータや文章を引用・要約し
、見出しをつけた「まとめ記事」として数多く投稿している。

 成宮さんに関する「まとめ記事」は約360本。
100万回以上閲覧されたある投稿には「弟の学費を稼ぐためアルバイトに明け暮れた」と成宮さんに同情的な記述が目立つ。
また、130万回以上閲覧された投稿では、成宮さんの尿検査が陰性で、事務所が「法的措置を取る」と主張したことなどを紹介している。

 フライデーの発行部数は約26万部。誌面の読者とは桁違いな数の人々がまとめサイトを見て、
「単純化された断片情報によって批判が高まっていった」と乾さんは言う。

 NAVERまとめを運営するL…
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