男性教諭など2人 減給処分に03月26日 18時23分ttps://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20190326/8030003346.html
同僚にセクハラをしたなどとして、県教育委員会は26日、仲多度郡内の小学校に勤務する32歳の男性教諭など2人
を減給処分にしたと発表しました。県教育委員会による懲戒処分は、今年度、これで12件となります。
県教育委員会によりますと、仲多度郡内の公立小学校の32歳の男性教諭は、おととし12月から去年8月までの間に、
同僚の女性教諭が嫌がっているにもかかわらず、何度も写真を撮影したり、SNSや電話で頻繁に私的な連絡を取ろう
としたりしたほか、放課後などに女性教諭の髪や顔を触るなどのセクハラ行為をしたということです。
去年10月に女性教諭が教頭に相談して発覚したということで、県教育委員会は、26日付けで、この男性教諭を減給
10分の1、6か月の懲戒処分にしました。
県教育委員会によりますと、男性教諭は「嫌がっていないと思い、ふざけていた。深く反省している」と話しているという
ことです。
また、おととし、高松市で車を運転中に道路を横断していた女性をはねて死亡させたとして、去年4月に罰金30万円の
略式命令を受けた県立高校の30歳の女性教諭も、減給10分の1、2か月の懲戒処分を受けました。
今年度、県教育委員会が行った懲戒処分はこれで12件と、昨年度の3倍になったということで、県教育委員会の
工代祐司教育長は「すべての教職員に公務員としての自覚を促し、県民や保護者からの信頼回復と再発防止に
さらに努めていきたい」と話しています。