学級運営はそれなりに上手で管理職や同僚との関係も良好だが
極度に管理主義的で水面下のいじめを容認しつつバランスをとっている担任がいる

こういう担任の下ではあからさまに目立つ事件は生じないが
ストレスから不調を訴える子が出始める

このような状況では
SCが介入しても平行線をたどりやすく
ガス抜き以上のパフォーマンスを期待することはできない

担任も運営上は一応優等生であるのだから
管理職も介入はしづらく
そもそも問題の把握にすら至らないこともあるだろう

ただ話を聞いてあげるだけのSCは果たして正義であろうか
しかしながらSCの立場で何ができるであろうか

緊張を強いる担任の下で委縮してきた学級は
クラス替えになり新学期早々学級崩壊を起こすことがある
新しい担任が新人であったり年寄りであったりすればよりそうなりやすい

学級崩壊に至る以前にどのような種がまかれていたか
年度をさかのぼって考えなくてはならない
SCにもその手伝いはできる