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尾木ママもショック “奨学金破産”の衝撃 [無断転載禁止]©2ch.net

0001実習生さん
垢版 |
2016/08/02(火) 19:32:48.09ID:3ro6tGYf
2016年6月2日(木)   “奨学金破産”の衝撃 若者が… 家族が…
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3815/    より



“奨学金破産”の衝撃        ゲスト 小林雅之さん(東京大学教授) ゲスト 尾木直樹さん(法政大学教授・教育評論家)

家族にまで破産の連鎖が行ってしまっている現状をどう見た?

尾木さん:僕、60代ですけれども、われわれの世代から見れば、これが僕が育った国なのかと思うぐらいショックですね。
ここまでひどいとは思わなかったっていうか。
だから、奨学金というシロアリが日本社会、土台をずーっと食い荒らしちゃって、家族から、
あるいは離婚した先の奥さんのところまで崩壊させていくなんて、これはおかしいと思います。
それで、やっぱり基本的に学生が夢を持って、保育士の資格取って、就職したあと、全然おかしくない、
夢、実現してるのに、それで生活できない、返済できないような低賃金だっていうのも大問題だし、
0003実習生さん
垢版 |
2016/08/02(火) 19:37:12.18ID:3ro6tGYf
>>1-2
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3815/
“奨学金破産”の衝撃        ゲスト 小林雅之さん(東京大学教授) ゲスト 尾木直樹さん(法政大学教授・教育評論家)

家族にまで破産の連鎖が行ってしまっている現状をどう見た?

尾木さん:僕、60代ですけれども、われわれの世代から見れば、これが僕が育った国なのかと思うぐらいショックですね。
ここまでひどいとは思わなかったっていうか。
だから、奨学金というシロアリが日本社会、土台をずーっと食い荒らしちゃって、家族から、
あるいは離婚した先の奥さんのところまで崩壊させていくなんて、これはおかしいと思います。
それで、やっぱり基本的に学生が夢を持って、保育士の資格取って、就職したあと、全然おかしくない、
夢、実現してるのに、それで生活できない、返済できないような低賃金だっていうのも大問題だし、
だから本当に、能力や意欲を全部むだにしている、もったいないことで。
(本来は大切な制度だが…)
制度でおかしくないのに、出た社会がおかしいということもありますよね。
だから皆さん、払わないんじゃなくて、払えない現状、これは大変だと思います

そもそも奨学金制度がどういうものか、簡単に説明すると、
学費などのためにお金がなかなか難しいという場合はお金を借ります。
無利子のものもあるが、基本的には利子がつくものは、それを社会人になって返済していく仕組み。
ただ条件によっては、一定期間、支払いを猶予してもらう仕組みもあるが、それを超えると、利子に加えて、
結構なボリュームですが、延滞金も上乗せされて、極端な場合は、もともとの元金を上回ることもある。
なぜ破産にまで追い詰められる人が急増しているのか?
0004実習生さん
垢版 |
2016/08/02(火) 19:38:42.56ID:3ro6tGYf
>>3のつづき
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3815/
“奨学金破産”の衝撃        ゲスト 小林雅之さん(東京大学教授) ゲスト 尾木直樹さん(法政大学教授・教育評論家)

家族にまで破産の連鎖が行ってしまっている現状をどう見た?



小林さん:結局、日本社会全体の問題として、以前のように終身雇用制だったら安定した収入がありましたから、
返せたんですけれども。
今のように非正規の方が多くなって、返せないという人も増えているという、これが一番根本の問題です。
ですから、奨学金の問題だけじゃなくて、社会全体の問題なんです。
(親がなんとか返さなきゃいけない、督促状まで受け取ってしまう現状だが?)
日本の場合には、親が子どもの教育に責任を持つという考え方が非常に強いので、家族全体で考えるということになってしまうんですね。
それが一番、逆にいうと、社会が支えるっていう考え方にならない部分なんです。

このように自己破産の件数が増えてきているきっかけの一つが、奨学金の回収が強化されてきたことなんです。
国が推し進めてきた、あの構造改革の一環として、奨学金事業が見直され、日本育英会から、日本学生支援機構が事業を引き継いだのです。
0005実習生さん
垢版 |
2016/08/02(火) 19:41:21.05ID:3ro6tGYf
>>3-4のつづき
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3815/
“奨学金破産”の衝撃        ゲスト 小林雅之さん(東京大学教授) ゲスト 尾木直樹さん(法政大学教授・教育評論家)


今の言葉をどう考えるか?

尾木さん:確かに支援機構の立場では、そのとおりだろうと思うんですけれども、でも、言葉を翻訳しちゃうと、
普通の銀行のというか、金融機関の役割を果たしてるんだってことは、スカーラーシップ的な精神なんていうのは全くなくて、
これは教育ローンだということを、はっきりおっしゃっているわけで、それはいけないわけじゃなくて、
そういうふうに政策上なっているわけですから、これはやむをえないことかも分かりませんけれども、だけれども、
これは予定日が来たら5%の延滞金がつき、3か月になったら、信用機関に名前が登録され、
9か月で裁判になるって、これは処罰があまりにもきついでしょうと。
サラリーマン金融でもそこまでしなかったんじゃないかっていうほど僕はむごい取り立てだというふうに思います。

今日(2日)、いわゆる1億総活躍プランが決定し、これまで議論がされてきた給付型、貸し付けるのではなくて、給付、
与える形の奨学金について議論を進めて、今回も“給付型の奨学金についても、
創設に向けて検討を進める”という文言にとどまってはいるが、ようやく入り口に立ったとは思うが、
今の日本の現状は世界の中で見るとどうなのか?

小林さん:日本で一番問題なのは、教育に対して公的負担が非常に少ないんですね。
例えば、北欧諸国のように公的負担すべてで私的負担が全くない国もあります。
それからオーストリアのように、授業料は安くという国もあります。
アメリカとかイギリスの場合は授業料は非常に高いんですけれども、奨学金はたくさんあるんですね。
これも給付型といわれる、渡しきりのものです。
(いずれも給付型の奨学金の制度がある?)
あります。
ところが日本の場合には、授業料が高いのに、給付型の奨学金がないというのが大きな特徴なんですね。
ですから、非常に家計の、教育費の負担が重くなるという。
先ほど申しました、家計が責任を持たなければいけないという備え方が非常に強いわけです。
0006実習生さん
垢版 |
2016/08/02(火) 19:43:01.46ID:3ro6tGYf
>>3-5のつづき
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3815/
“奨学金破産”の衝撃        ゲスト 小林雅之さん(東京大学教授) ゲスト 尾木直樹さん(法政大学教授・教育評論家)


一目見ても、どうしても日本はまだ、ようやくということがわかるが?

尾木さん:大問題だと思うのは、実は1969年に国際人権A規約というのに明確に書かれてるんですけれども、
高等学校の教育、それから大学の教育は、これは無償の方向を目指すのが好ましいというのがあるんですけど、
日本は外して条約を批准したんです。
そういう国はないんですけど、それで実は2012年に、内閣が“いやもう、
それは認めます”というのを世界に発信して、日本はやっと肩を並べたんですよ。
それから4年間、何にもしてなかったということになるんですよね。
(ようやく今回…)
ようやくです。
あまりにも遅れ過ぎで、国際的に見たら、非常識な国家だと思いますね。

今まさに、実際に奨学金の返済が重い負担となっている現実が、
大学で学んでいる若い人たちの将来設計に大きな影を落としているんです。
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