戦犯釈放求めた加納莞蕾、教科書に 無名の画家、フィリピン大統領らに200通超す手紙
https://www.asahi.com/articles/DA3S14648990.html
加納莞蕾の活動、中学教科書で紹介 「平和思想知って」
http://www.sanin-chuo.co.jp/www/contents/1599184507840/index.html
 フィリピンの故キリノ元大統領に助命嘆願書を送り続け、日本人戦犯105人の釈放の道を開いたことを紹介した。
日本兵に妻子を殺された元大統領の決断に心打たれた莞蕾が1955年、静養で来日中のキリノ氏と初対面し握手を
交わした場面の写真も載せる。
 教科書への掲載は、2017年に松江市で開かれた全国中学校社会科教育研究大会で、加納名誉館長が「赦(ゆる)し
難(がた)きを赦す」を体現した元大統領と莞蕾について記念講演した際、帝国書院関係者が聴講していたのが縁で
実現したという。
 同社の「中学生の歴史」は、安来、松江両市が21年度に使用する教科書にもこのほど採択された。加納名誉館長は
「莞蕾とキリノ元大統領の平和思想を子どもたちが学び、世界中に広げていってほしい」と願い、教科書が多くの中学生
の手に渡る日を心待ちにする。

加納莞蕾
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E7%B4%8D%E8%8E%9E%E8%95%BE
戦後、フィリピンのモンティンルパのニュービリビッド刑務所に戦犯として収容されていた旧日本兵の釈放助命嘆願を
おこない、4年間に43通の釈放を訴える嘆願書をフィリピンのエルピディオ・キリノ大統領に送り続け、「日本軍によって
虐殺された大統領の愛児の名において憎しみを愛に変えることこそ神に帰依する行為である」と嘆願した。これによって、
1953年7月4日、キリノ大統領は赦免のための声明を発表し、105名の日本人戦犯が全員釈放された。

変見自在/偽りの教科書
週刊新潮(2020-10-22), 頁:142
https://www.zasshi.jp/pc/action.php?qmode=5&;qword=%E9%80%B1%E5%88%8A%E6%96%B0%E6%BD%AE&qosdate=2020-10-15&qpage=7
http://hyakka.seesaa.net/article/477998627.html

キリノ大統領の正体
https://potato.5ch.net/test/read.cgi/news5plus/1456824658/