「民主主義でいいってことにならんか??」
いいってこといなると思うのか?って質問に質問返し?さすが体罰肯定者、要は、いいって思っているんだな?
生徒が暴力の限りを尽くすのなら警察を呼んで処理すればいい。バンバン、警察を呼びな。
そんなの当たり前のことだ。警察が処理するに値するような事案だろうからな。
それから教育的配慮とかじゃなくて、教員じゃなくて誰がやっても認められるような正当防衛や緊急避難なら問題ないよ。
そんな事がしょっちゅうあるならな。

「体罰」ってので問題になる状況ってのは、そんなじゃない。
気の抜けた練習なのか、宿題をやってこなかったのか、忘れ物をしたのか、テストで点が取れなかったのか、
あるいは複数生徒で特定生徒の悪口でも言っていたのか、とにかく児童生徒が教員の気に入らないことをした。
桜宮高校なら、バスケ部チームが気に入らないことをした。
そうした事を口実にして、その児童生徒を何ら反抗できない状態に置く。
「お前を主将にするのは怒られ役だからな」などと前振りまでしたりしておくわけだ。
そうやって抵抗できないようにしてから、おもむろに振るいまくる暴力行為の事を「体罰」って言うんだよ。
こうした「体罰」を桜宮高校などでは「指導」と呼び、あるいは「愛の鞭」とか「殴る先生の手の方がずっと痛い」などと言う。
これが体罰の典型例だ。殴りかかってくる生徒と取っ組み合いの喧嘩をしている体罰など、現実的には無い。
問題になっている体罰事案は、全て、無抵抗な児童生徒に対して一方的に振るっている暴力行為だ。

で、こんなのを認めるのか?と聞くと「時として体罰は必要だ」「鉄拳教育は認められるべきだ」といった意見が、民主主義に従って多数ってわけ。
大阪市教育委員会の本音は明確に体罰賛同、教員の既得権を認めろ!だからね。大阪市長すなわち維新の会は、そうは言っても日和見。
世論は状況でクルクル変わっちゃうから。で、条例と基準に差異ができた。でも基準はどう見ても教員寄り。子供を殴って何が悪いって感じ。
実際、無抵抗の子供を殴るって気持ちいいからね。スタンフォード監獄実験みたいなものだから。社会的に肯定されている暴力。そりゃいいでしょ。