理解力の低い自閉的ないじめっ子らがクラスを仕切っていた。
1人は、すぐにカッとなって大声を上げるし、手も出る。
もう1人は、独り善がりで自分の基準を絶対のものとし、自分の非を認めない。
何か言われるとその相手の悪口を、相手がいなくなってから自分に近しい仲間に吹聴する。
しかしその学生が教員に注意・指導を受ける頻度は低い。
人によるかもしれないが、不登校だった子にとって、朝の日課はあまりに騒々しい。
考え足らずの強気な学生が思慮深い大人しい学生を軽く扱って押さえつけていた。
これらの事情により、顕著な発達障害で学習に遅れがある子には効果があるが、
不登校だったが知能や学力に問題のない人や、控えめで繊細な人にとっては苦痛となることが少なくない。