個人的には「ワンライナー」の指導はいらないかな。理由は、テキスト処理に手間がかかりすぎるから。

awkもgrepも変数IFSも使ったことあるけど、PowerShellではオブジェクトをパイプで渡す形をとって
いるのでテキストの形式を意識することはなかったりします。情報の教育という側面では、テキストが
どんな形式でそれをどう処理していくのか、その技巧に固執して教材設定すべきではなく、
せいぜい、データに対し段階を経て処理をくわえていくというコンピュータ処理の様態を説明すること
ぐらいにしか使えないよね。

ただ、テキストを処理する課程で、数学や言語学につながっていくものとして、正則表現(正規表現)は
教えてもいいかもとは強く思うのだけど、学習指導要領には含まれていないね。個人的には、
カリキュラム上、正則表現の学習が含まれていないのは重大な欠陥だと思ってる。これは絶対教えるべき。