教科「情報」は高校教育で教えるにはふさわしくない内容。
それは、教科「情報」のレベルまで他を落として考えてみればよくわかる。
メダカの飼育を通じて生命の尊さを学ぶ「生物」とか
キャッチボールの実践により、投げ上げたボールが放物線を描くことを知る「物理」とか
「情報」でやってることはそういうレベル。
これは、「情報」が情報科学や情報工学を学ぶことを目的としていないことが原因。
教科「情報」における技術・科学・工学的教育の重要性を主張すると、
「指導要領を見ろ、そういう教科ではないのだから」という反論をする者が多い。
だが、そもそも技術・科学・工学的教育を重視する立場というのは現行の指導要領そのものを
批判しているのだから、実は反論にすらなっていない。