ああ、飛び級は現在でも17歳からの特例入学があるから、それを少し拡大すればいいと思っていた。
ただ、なんであんな制度ができたかというと、高校までの内容じゃ物足りないから、
大学での教育を前倒しするという観点だよね。
それは高校までが年齢主義で運営されていて、低い方にあわせるような状態だから、
カリキュラムも英才児向けではない(一部私立を除いて)というのが根源にある。
だが、小中高での課程主義をしっかりすれば、現代化カリキュラムの時くらいの内容に増やせるし、
そうすれば超優秀な生徒でも、高校までの教育じゃ物足りないということはなくなるかと思う。

現在の制度だと、特に小中は公立の生徒にとっては飛び級したくなるほど易しいという一部生徒もいるわけだし。
個人的に、飛び級は高校や大学あたりよりも、小学や中学でこそさせるべきだと思うんだよね。
フランスとかでも、そういう例が多いようだし。
あと、ちょっと常識とは逆のことをいうようだけど、飛び級の推進とともに、
大学入学年齢を上げたらどうだろう、ともよく考えるんだ。
高卒までは飛び級すれば16歳でできるけど、大学入学は20歳以上、とかね。
というのは、学校社会以外を経験していない人が大学に入学すると、
あまり有効な学習ができないという意見もあるし。
ある程度社会活動(就職でも旅行でもいい)をやった上で、大学に入学すべきかを決定し、
大学内でも自分の適性に合った分野に進むというのはいけないだろうか。
まあこれは理論通りにいくか分からないけどね。