6月18日23時0分配信 毎日新聞
 宮崎県の東国原英夫知事は18日の県議会本会議の終了後、記者団に
「体罰は愛のムチ。昔はげんこつで教えられたが、最近はできなくなっている。
愛のムチ条例はできないか」と発言した。この日は一般質問があり、印象に
残った質問を問われて、突然「愛のムチ条例」に言及した。

 議会では、自民党議員が教育問題を取り上げた。東国原知事は「宮崎県で
『愛のムチ条例』や『愛げんこつ条例』はできないか。愛という範囲で条例化
すべきだ」と語った。 知事は昨年11月、若手建設業者との懇談会で「徴兵制
はあってしかるべきだ」などと発言。その後、「不適切だった」と謝罪している。