第2段落:私、志望者が提案する地域社会との連携の具体例。

 生徒が、登下校時に、暴行、殺害されるなどの事件に巻き込まれています。
これを受けて、防犯安全マップ作成の授業を行います。
当授業の目標は、情報を分析する力、規範意識、協調性を育むことです。
 (2a)交番署員のかたの講演。具体的な被害状況をデータとして
示して頂き、犯罪発生件数や被害者数を数え、情報を分析する力を育みます。
加えて、生活空間でかくも犯罪が発生しているのかと、事例を知り
(かく場所でかくなる犯罪が起こったなど)身近に感じられるようにし、授業の
必然性が感じられるようにします。
 (2b)現地視察をかねた清掃活動。ポイ捨てされるごみを憂う
感情を喚起し、道徳性、規範意識を育みます。
 (2c)実際に防犯安全マップを作成するにあたっては、地域の方と
議論を深め、成果へと至る経験ができるようにします。例えば、
犯罪者はどこにいるかー暗い場所に隠れて機を伺っているー暗い場所は
地域にこれだけあり、これらをマップに記すー暗い場所を排す方法はないか
ー青色電灯を設置したいー行政との交渉などと。
また、異年齢の生徒、保護者など地域のかたと、議論する中で
応じ方、配慮の仕方などを学べるようにし、協調の技術を高められる
ようにします。
 以上をもって、地域社会と連携し、生徒の情報を分析する力や規範意識、
協調性を育むようにします。