給食費未納 「払わぬ親」増加 その3
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「払わぬ親」に対してどうすべきかだけを話し合いましょう。
前スレ
給食費未納 「払わぬ親」増加 その2
http://school7.2ch.net/test/read.cgi/edu/1173787292/ 元教員だがマジレス
給食費未納は、やはり貧困が原因であることが多いのは事実です。
たしかに低収入の家庭に対しては就学援助といって、給食費や学習
の費用が実費で支援される制度があります。何も知らない
人は「それがあるのに、払えないはずはない」と簡単に言いますが、
そう単純な話ではないのです。
1.就学援助が認められるかどうかは、前年度の収入(納税額)を基に
判定されます。
例えば前年度は働いていて収入が基準を超えていたのに、今年度リストラ
された・派遣切りにあった等で無収入になっても就学援助が受けられない
のです。
特に最近は、低賃金の非正規雇用の人が増えています。そうした家庭では
いつ収入が途絶えるか分かりません。
2.就学援助の申請時期が限定されています。
就学援助は年度ごとに行いますので、申請は4月に一括して行います。
年度途中からの就学支援を受けるためには、原則として生活保護対象
であることが要件となります。そうすると、上の例同様、4月には働いて
収入があったのに、5月以降にリストラされた場合、同じく就学援助申請
ができません。
ここまでは、実際に貧困であるのに、法の隙間の問題で就学援助(給食費の
無償)が受けられない場合です。それ以外に
3.就学援助の給食費が他の使途に使われてしまう場合もあります。
必ずしも遊興ということではなくて、例えば今日の晩飯代が無い時に、口座
に振り込まれた給食費を使うことは当然あり得るでしょう。低収入家庭では
月末になると口座に数百円しか残っていないという場合もあります。そういう
時、振り込まれたお金を日々の生活費に使ってしまうことは当然あり得ます。
もちろん、良い悪いで言えば悪いに決まっています。が、それを非難する気
には私はなれません。
4.就学援助のお金の振り込みにはタイムラグがあります
今の給食費は、昔のように大ざっぱに「月額いくら」ではなくて、厳密に
実施した回数×費用を計算して集金する仕組みになっています。そうすると、
月の給食費が計算されて振り込まれるのは2ヶ月ほど後になるわけです。
このタイムラグが貧困家庭にはけっこう辛い。一度は実費を払っておいて後
からその分が振り込まれる形になるからです。子どもが3人いれば15000円
程度のお金がとりあえず必要になります。もちろん後から振り込まれるのは
分かっていても、「今、その金が無い」という家庭だって有るのです。
そして後日振り込まれた金が3の理由で生活費に使われてしまう、という
ループです。
>>290
これ、よーーーく読むと滞納している児童生徒は1パーセント
くらいなんだよね
ちょっとみんな騒ぎすぎだと思うよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています