新たに4児童補導 「爆弾仕掛けた」警告文で 志木の小学校
 
 志木市内の小学校に爆弾を仕掛けたとの脅迫文が届いた事件で、朝霞署は威力業務妨害の疑いで、新たに
同市内の小学六年生男子児童四人を補導、三十日に所沢児童相談所に児童通告した。

 通告されたのは、十一歳の児童三人と十二歳の児童一人。脅迫があった先月二十二日に補導したいずれも
十一歳の六年生男子児童二人と合わせ、計六人が児童通告されたことになる。

 調べによると、六人は先月二十一日、自分たちが通う同市立小学校のポストに「学校に爆弾を仕掛けた。明日、
児童が来たのを確認したら爆破ボタンを押す。やってほしくなければ千八百万円用意しろ」など、「警告」と題した
文書を投函した疑い。

 翌二十二日朝、学校からの通報で同署員百人が駆け付け、児童六百人以上が避難。午前中は授業ができな
かった。

 計画した主犯格の児童が二十一日放課後、家のパソコンで警告文を打ち、手渡されたほかの五人が同日午後
五時ごろ投函した。六人はグループを形成。子ども同士の物のやりとりで金銭を取るなど、教師から注意を受け
ることも多く、調べに対し、学校への不満を犯行理由に挙げているという。運動競技で使うスターターの火薬を学
校から持ち出すなど、爆弾に対する関心もあったようだ。

ttp://www.saitama-np.co.jp/news07/01/27x.html