ざっと見たけど、ゼロトレランスと体罰は全く無関係なものなので
そこの所、誤解のないようにした方が良い。

それから、日本の実社会では、重大な犯罪でない限り、学校でうける「指導」
よりも、遙かに軽い「ペナルティー」ですむものが大半。
一例。 万引き
学校→親が呼ばれ、相当長期間の課題付きの反省期間など
社会→親が呼ばれ、お説教。初回ならそれでオシマイ。
   累犯者でも、家裁に書類が送致され後、運が悪いと呼び出される
   「反省している」と見なされれば、それでオシマイ。
    ただし、実際には警察を呼ばないことの方が多い。

なお、東京などの一部の自治体を除けば、警察から学校へは、軽微な犯罪の情報が
直接警察に行くことはない。特に高校生だと「身分的な不利益を被り、当該少年の
更生に支障を来すことになる」ため、学校には教えないことになってる。
まあ、要するに、街で高校生に殴られたら、警察に直接訴えるより、そいつの学校に
最初に訴えた方が、そいつにとっては嫌なことになるということ。
そんな社会で、ゼロトレランスと言う方がどうかしてると思うけどね。