以前仕事で、とある選挙関係者の方に聞いた話。
「どうして皆、選挙に興味がないのか。
それは国会が何をする場所なのかが理解されてないから。
ときに不祥事追求の場と思われがちだし、教科書的には法律を作る場と説明されている。
それもあるが、一番大事なのは『予算配分』を決める場であること
だからいわゆる組織票というのは自組織に有利な配分を決めてくれる候補者のために動く。
予算の原資は税金。
投票に行かないというのは税金の使い道に興味がないということ。
そして国会議員の多くは基本、応援してくれた人たちを優先して動く。
この理屈はわかるよね。
投票という意思表示のない人は政治家にとって2の次3の次、
あるいはなかったことにされたりもする。
それが今の不公平な状況を生む土壌になっている。
そう聞いたら投票に行こうと思わない? 

でもそういうことを『全員』に向けて言う政治家は少ない。
自分を応援してくれる人たちだけに言う。
やっぱりね、投票は大事なんだよ」って。