司馬遼太郎は「竜馬が行く」の中で「吉田松陰は非常に頭脳明晰で
会った人間の知能程度を瞬時に分析し、見下してしまう癖があった」
と書いているが、これはおそらく司馬自身のことでもあっただろうと思う。
そして俺にもそんな傾向がある。担当と話していて「あ、こいつバカだ」
と気付くと、もう敬意をもって接することが難しくなりその後の仕事に
支障をきたすことが結構ある。