0184氏名トルツメ
2019/06/20(木) 16:08:06.53今も生き残った背景
縮小する市場の中でどのように生き残ってきたのか?
フリューがプリ機市場を牽引する存在となった要因は、技術力だ。
2007年、「目ヂカラ」アップが特徴の「美人―プレミアム―」という機種を発売。
この機種から、縦方向だけでなく横方向にも目を拡大する機能を導入した。
これを機に、各メーカーがしのぎを削った「デカ目」競争が激化。果ては、
目があまりにも拡大されたプリ画像は「宇宙人」とも称された。
2011年、フリューは目だけでなく肌など全体を加工することで自然に見せる
「LADY BY TOKYO」という機種を発売、業界全体の流れを変えた。
新機種の大ヒットを受け、6割超のシェアを獲得したフリューの商品開発力に
他社が追いつけなくなった。その後、プリ機で撮った写真を携帯電話に
保存できるサイトの有料会員を中心にユーザーを拡大し、現在まで成長を続けている。
自撮りとは異なる価値を彼女たちは求めている
スマホのカメラや加工アプリが普及しているにもかかわらず、今の女子高生がプリを
撮り、画像保存サイトに課金もするのはなぜだろうか。
最大の理由は、スマホでの自撮りと異なる価値をプリに求めているからだ。
スマホでは日常の何気ない思い出を撮り、イベントや記念など特別なときには
プリを撮るという使い分けがされているという。
シールそのものよりも、友人や恋人、家族で「プリを撮る」というイベントが
楽しまれているのだ。