>>571
10年ほど前にいた小さな地方の広告代理店でそのやり方をした。
若い社員ばかりで、どこかから社長が連れて来た少しだけ年上の他業種で営業をやっていたが
印刷業や広告業の全く経験のない人間をいきなり営業部長として中を仕切らせた。

その営業部長が仕事のこともわからず、値段下げて無茶な納期で仕事を取って来るから毎月の残業が150時間を超えた。
ひどい時は金曜の朝普通に出勤して、そのまま眠らず仕事して帰れたのが日曜の昼なんてことも。
営業部長は夜の7時前後には帰ってしまい、他の社員のきつさは全くわかってなかった。
当然1年ほどの間に15人いた社員が全員辞めた。その営業部長も居づらくなって辞めたらしいが。

ある店のチラシなどは利益がほとんどない上に無茶な納期だから、納期に関して制作部門が文句をいうと
「今は利益少ない仕事だが、そのチラシの店が店舗を増やしていって大きくなる可能性がある。
今その仕事を断って、店が大きくなったら制作部門が責任とれるのか。どんなに無理してでも仕事を間に合わせろ」

それでも納得できない社員が納期等で文句を言うと、始末書を書かせ給料をカットするという金正日のようなワンマン。
恐怖政治は長く続かないっていうが、その通りだとつくづく思った。

自分は文才がないから駄目だが文才があれば
「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」
と同じような話が書けるようなブラック会社だった。