>>417
これ読む限り怖いね

相撲の魅力の一つに「立ち会い」がありますが、頚椎損傷はその衝突力によって引き起こされることが多いのです。すなわち、立ち会いにおいて相手の胸板に頭を下げて潜り込んだ場合、頚椎が過度に屈曲して損傷を起こすのです。他にも、腋の下に頭が入った状態で投げられたり、のしかかられたりしても、頚椎に屈曲損傷が生じます。
頚椎は7個の骨から構成されていますが、どの骨が損傷するかによって症状も変化します。手の痺れや運動障害が代表的な症状ですが、重症になると、首から下が完全に麻痺したり、呼吸困難に陥るケースもあるので命に関わることもあります。
一度、頚椎損傷を患うと、回復後も競技への復帰が難しいケースも多く見受けられます。よって、頚椎を保護するような立ち会いや取り組みの工夫が必要なのです。