荒さん独立

元稀勢の里の荒磯親方が独立 茨城県に部屋設立 4人の弟子と船出
2021.05.27(Thu)
https://www.daily.co.jp/general/2021/05/27/0014363195.shtml
 日本相撲協会は27日、理事会を開き、田子ノ浦部屋付きの荒磯親方(34)=元横綱稀勢の里=が8月1日付で独立することを承認した。荒磯部屋は出身の茨城県に設立予定。師匠として4人の弟子とともに出発する。
 荒磯親方は2002年春場所、初土俵を踏み、2004年九州場所で新入幕。2017年初場所、悲願の初優勝を果たし、場所後に第72代横綱昇進を果たした。日本出身では若乃花以来、19年ぶりの新横綱誕生で空前の“稀勢の里ブーム”を巻き起こした。
 2017年春場所で2場所連続優勝したが、左上腕部を負傷。致命傷となり、横綱ワースト8場所連続休場となった。復活は果たせず、2019年初場所、引退した。
 引退語は部屋付き親方として弟弟子の関脇高安(30)らを指導。スカウト活動も行い、親方自らがカウントした西原(報徳学園出身)ら3人の新弟子が先場所、序ノ口でデビューした。