>>1

昨日は眠っていてふんたを見逃してしまった
差し込む冬の柔らかい光、寒さから守ってくれる毛布
目を覚ました時に「おはよう」と微笑んでくれるふんた…はいない
TVから聞こえてくる声は「リコッタ!リコッタ!リコッタ!」しまった!
そして、今
二日ぶりに見るふんたの白い立ち姿、聞く唯一無二の声
どうして昨日起こしてくれなかった、なんて無茶を言いながら細い両腕を羽交い締めにして耳に噛み付きたい
ふんたのせいでこうなったんだ、ってはち切れそうな俺の肉棒をふんたの薄い尻に押し付けたい
俺は本当にわがままだ、ふんたは何も悪くないのに
また憂鬱になって毛布を被る
「おやすみ」と撫でてくれるふんたはいない