生きるか死ぬかの一打を見せる」も口先だけだったのか。
米ツアーシード権を失い、年内は国内ツアーに専念する石川遼だ。
初日は72の2オーバー61位。同組の小平智は64で回り首位に並び、
1オーバー44位だったアマチュアの比嘉一貴にもかなわなかった。

大会前には優勝スコアを8アンダーと予想し、「10アンダーまでいきたい」
と威勢のいいコメントを出していた。好プレーを期待し会場に足を運んだ
ギャラリーは裏切られたと感じた向きも少なくなかったはずだ。

しかもホールアウト後の会見では
「8番のOBは全くコントロールできていない。ドローしている球であれば
フェアウエーの真ん中に出るのか左に出るのか、右に出るのかの調整なんで」
とそもそも狙った所に飛ばせる技術さえなかったのだ。
それでよく優勝スコアを予想できたものだ。