2020年7月7日
animallifenekomaru

『助けて!!多頭飼育崩壊・山口宇部・100匹キャッツレスキュー』
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荒れた部屋から清潔な場所へと移動したあとの猫たち。怯えてしまって片隅に固まってしまいました。

中には、飲み水の中に浸かってしまっても動けない子も…この子らは人の温もりを知りません。
私は噛まれて痛い思いをしても、ただひたすらに哀れだと思ってしまいます…

長文になりますし、胸が悪くなるような話も出てきます。読みたくない方はどうかスルーをお願いします。

10年前に遡ります。
なんらかの事情で生活保護を受けることになった当事者の女性。しかし、この人には内縁関係の男性が居ました。これが良いのか悪いのか私が判断や意見をすることではないので、この場では置いておきます。

二人で暮らす部屋で1匹の犬を飼います。ポメラニアンでした。
そのうちもう1匹迎え入れます。避妊も去勢もせず無秩序な交配か繰り返され、発覚した時には76匹になっていました。
この子たちは保健所によって全頭が殺処分されました…建物の修復は不可能、その後アパートは取り壊されました。

この記録は表に出ていません。動物愛護法が改正される前の出来事です。殺処分はめずはしいことではなく、山口県は平成27年度まで全国ワースト4位でした。

この二人が次に居を構えたのはペット飼育不可物件でした。しかし、この女性は男性にペットショップでロシアンブルーを購入してもらいます。そしてその後キジ猫を保護。
今回も不妊手術を行いませんでした。無秩序な交配はまたもや繰り返されます。
徐々に臭いがひどくなり、隣の住民は引っ越しして行きました。
増えた猫を残して隣の部屋を借り、生まれた子猫のみを移しました。その子たちももちろん不妊手術はせずに。

何年か経過し、また隣の部屋の住民か引っ越ししていきます。そしてまた、その部屋の賃貸契約を結び、子猫だけを移し、自分たちも引っ越すのです。

自分たちの住んでいる部屋から出たゴミを、1番最初の部屋へ移し続け、部屋は荒廃して行きました。そこに猫が閉じ込められたまま…
この子たちには、2週間分の大量のドライフードと水だけが投入されて…

毛色の悪い子は時々漁港に捨てに行っていた、と。その数は50匹はくだらないのだと。涙が出ました…
何年か前に、漁港からTNRの依頼があり、ほかの団体が入っていました。そこから聞いたのは『縄張りからはみ出した子たちが何匹もいた』ということでした。
飼い主から捨てられ、猫たちの縄張りから追い出され、その子たちは今どうしているのか…