シニア犬はたんぱく質を若い成犬よりも多く必要とし、高たんぱく食を摂る必要があります。
シニア犬の体はたんぱく質代謝を効率よく行えません。
従って、その代謝されないたんぱく質を補うためにも余分なたんぱく質を供給する必要があります。
犬が十分なたんぱく質を吸収しない場合、窒素バランスが崩れてしまいます。
窒素バランスが崩れると代謝に必要なたんぱく質が食事から摂取できません。
すると体は足りないたんぱく質を補うために、筋肉からたんぱく質を取ることになります。
結果、筋肉が痩せ衰え、体重が落ちてたんぱく質欠乏を引き起こします。
 また、高品質な高たんぱく食によって、腎臓の細菌を除去できることがわかっています。
さらに、その他の内臓にとって良い酸性状態を作り出すことが出来ます。
この状態は尿路感染や犬のその他の体内細菌にとっても有益です。