海老蔵暴行犯、意外な素顔…実家周辺で高評価、無罪説も

Iの地元、東京都杉並区内の私鉄沿線に近い商店街では「あの子がそんなワルとは初めて知った」と
Iを知る商店主や住民は一様に首をひねる。Iの実家は一戸建て。母子家庭で育ったとみられる。

「あなた、ちゃんと取材しているの? 海老蔵さんの方をよく調べなさい! Iは暴力を振るうような子ではなかったけど、
殴ったのであれば、それなりにワケがあるはずよ」とは幼いころからIを知るスナックのママ。
実家周辺ではIの「正当防衛説」や「無罪説」を唱える声が多い。

Iが小中学生時代に通った理髪店店主は「大人になってからは久しく来なかった。
3年ぐらい前に駅前でばったり会った直後、散髪に来てくれた。なんて義理堅い子なんだろうと思った。
言葉遣いも丁寧で、子供のころは友達をかばうような素振りも見せていた」と振り返る。

店主はIの髪型を元米バスケット選手、スコッティ・ピッペンのように整えていたという。
Jリーグ「ヴェルディ」のジュニアユース時代は監督経験もある同チームの元選手と知り合い、「本当に嬉しそうだった」(同)と語る。

近くの書店店主は「確かにグレた時期はある」というが、「ここ数年、別の場所で暮らしているようで8月に実家に戻ってきた。
最近も店に来て漫画の『ワンピース』や雑誌を買っていったが礼儀正しかった」。

近所の主婦は「夜中に会った時、野良猫をなでていた。『猫、好きなの?』と聞くと『はい』と答えた」と気の優しい一面も明かす。

1品が数百円単位という台湾料理店によく通い、店員は「日本語が上手な子だった。酢豚をよく食べていた」と証言する。
Iの実家には車や暴走族の“足”となるバイクもなく、婦人用自転車が1台あるだけだった。

http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20101202/enn1012021622012-n1.htm