★真の猫好き達へ★

最近は自分の飼い猫を室内で適切に飼育している飼育者も多いかと思います。
しかし一部の狂信的な猫好き(というのもおこがましい)によって、特に外にいる猫に対する風当たりが強くなって来ています。
愛玩動物としての猫は家の中にいるべき存在であり、外に出せば近隣に被害を及ぼす害獣と化すのが現実です。
しかし依然、飼い猫を外に出したり、外猫に餌をやって野良猫を増やす者達が存在し、近隣に被害を出しているのが現状です。
このままでは、猫全体に対する憎悪が増え続け、猫そのものの存在さえ危うく成りかねません。
そして例え室内のみで適正飼育をしていたとしても、猫の飼育者として後ろ指を指される時代が来てしまうかもしれません。

そのような事態にならないうちに、猫が好きな人達自らが外猫に対して“No”を突きつけるべきです。
猫は人の庇護の下、室内で飼われるべき愛玩動物であり、その庇護される環境は飼育者の安定した生活があって保証されます。
飼育者の安定した生活には、近所との良好な関係が不可欠です。飼育者が近所と対立する構造は、飼っている猫にとっても良くない事なのです。

しかし外猫を放置しておけばやがて近隣の猫への嫌悪に発展し、猫への嫌悪は猫好きのあなたとの対立に繋がります。
もし近所で猫による被害が発生しているのであれば、心を鬼にしてあなた自らその猫の駆除に動いてください。
それはあなたが飼っている猫の安定した生活に繋がるのです。
また地域猫では、この問題を解決できません。地域猫は緩やかな野良猫の駆除を目的としていますが、野良猫を減らす事ができるかどうかさえ怪しく、
更に減らせるとしても何年もの間、猫の被害に対する我慢を強いるものです。結局、近所との対立を生む可能性はあるのです。

真の猫好きこそ、野良猫駆除に率先して動くべきです。