ペットにマイクロチップ埋め込み、義務化を議論 : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180302-OYT1T50107.html
 自民党どうぶつ愛護議員連盟(鴨下一郎会長)は2日、ペットの犬や猫に飼い主情報を記録したマイクロチップ埋め込みを義務づける動物愛護法改正に向けた議論を始めた。

 飼い主が捨てるなどしたペットが殺処分される事態を防ぐ狙いがある。議員立法での今国会成立を目指す。

 マイクロチップは直径1・6〜2ミリ、長さ8〜12ミリの円筒形で、獣医師が注入器を使って首の後ろなどの皮下に埋め込む。
環境省によると、チップを埋め込んでいる業者は現在、犬の販売業者の13・3%、猫の販売業者の33%にとどまっている。

 ただ、埋め込みには数千円かかるうえ、チップに抵抗感を持つ飼い主も多いという。費用負担の仕組みや埋め込む時期などを巡っても議論は曲折が予想される。