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 米ロードアイランド州のゴルフ場で、男性プレーヤーがキツネに襲われるという風変わりな“事件”が発生した。
しかも、このキツネが狂犬病に感染していたことが判明し、関係者は背筋を寒くしているという。

 複数の地元メディアの報道によると、キツネに襲われたのは、4月28日にウィナパン・カントリー・クラブでプレーしていたアマチュアの中年男性、ジョン・セサナさん。2番ホールで森から飛び出してきたキツネにパンツをかまれた。

 最初はクラブで追い払うなどしていたというが、異様にキツネは凶暴で襲撃をやめなかった。
2度目に飛びかかられた際には、クラブでキツネの足をたたいて負傷させたが、それでもキツネは攻撃性を失わず、3度目のときに、クラブで頭を叩くとキツネは動かなくなった。この一撃でキツネは死んだという。

 ゴルフ場で動物に襲われる事故はないわけではないが、キツネの襲撃は周辺でも例があまりなかった。
セサナさんにけがはなかったが、地元警察も駆けつけ、「キツネがこれだけ執拗に人間に襲いかかるというのは異常」として“検視”を行うことになり、同州の保健機関で調べたところ、狂犬病のウイルスが確認された。

 もし、セサナさんがかまれていたら大変なことになっていた。ほかにも感染しているキツネがいるとしたら…。
ゴルフ場と地元関係者は警戒しているという。

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