台湾、犬猫の殺処分廃止 アジアでインドに次ぐ2番目
2017年2月6日 16時50分

 【台北共同】台湾政府は6日、捨てられた犬や猫などを収容する各地の公立施設で行われてきた
犬猫の殺処分を同日から全面的に廃止したと発表した。台湾政府によると、アジアではインドに
次ぐ2番目の導入で、世界的にも例が少ない。

 動物管理を担当する農業委員会(農業省)は「台湾の動物保護の取り組みで、重要な一里塚だ」
と強調した。

 台湾では2015年2月、世論の高まりから2年後の殺処分廃止を明記した動物保護法改正法が
成立。準備期間を経て実施に移された。

 現在、台湾全土の施設に収容されている動物は約2万6千匹。殺処分廃止により
収容しきれなくなる懸念もある
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017020601001737.html