話題を本筋へ戻して・・・

自分は人間の医者(内科)だが、自分の受け持ちの癌患者への抗癌剤投与については躊躇せざるを得ない。
副作用について患者・家族に充分過ぎる説明をして同意を得られた場合のみに限るようにしている。
それでも副作用で予期せぬ不幸な転帰をとることも少なくない。

医者の中には患者には平気で抗癌剤を投与するくせに、自身が癌になった場合は、抗癌剤拒否という連中も少なくない。

自分のワンコが癌になったが、抗癌剤の副作用・苦痛度を知っているだけに、抗癌剤を使わず、苦痛をとる治療に専念した。
しかも犬猫その他ペットの抗癌剤は、人間用のそれと比較して、質的に劣ったり、その他問題が少なくないらしい。
しかも犬猫ペットの抗癌剤は人間同様、高価であるばかりでなく、保険がきかないので大変だ。

自分の癌治療の基本は、慶応大医学部首席卒業の近藤誠先生の癌治療に基本方針に非常に近い。

人間のみならず犬猫ペットへの癌治療については、昼夜を問わず悩み続けている・・・。