去年のちょうど今頃、野良の子猫を連れ帰る夢を見た。
それまで猫を飼うなんて考えたこともなかったけれど、夢を見て以降、
なぜか猫がいる生活をぼんやりと意識するようになり、日ごとその思いは強くなっていった。
そして、猫と暮らしたい、いや暮さねばならない今すぐに!と、
爆発しそうになっていた6月下旬、職場の敷地内に猫が捨てられていた。
段ボールの中にいたのは生後1か月くらいの子猫。
夢で見た子と同じ顔立ち、同じ柄だった。
あの夢は、もう少し大きくなったら行くよという、この子からのメッセージだったのだろうと思っている。