残業代請求をしようと考える場合は、残業していた証拠が必要です。

例えば、証拠としては以下のようなものが有効です。

@タイムカード
A会社のパソコンの利用履歴
B業務日報
C運転日報
DFAX送信記録
Eシフト表

会社が後で、消してしまう可能性があるので、コピーをしたり写真で保存しておいたりすることもおすすめします。とにかく、半月分でも構わないので写真にとるなり、コピーをとるなりして、自分で持っているのが、後々大きな武器になります。

しかし、本当にひどいブラック企業は、勤怠管理をせず、上記のような証拠が会社に残っていないケースもあります。

そこで、会社が勤怠管理をしていない対抗策として、以下のようなもので記録しておくことが有効です。

@仕事をしていた時間と業務内容の個人的な記録
 例えば手書きの日記に書いておくなどです。できるだけその日ごとにメモしてください。

A残業時間の計測アプリ
 最近では、残業時間を計測できるアプリが増えているようです。

B家族に帰宅を知らせるメール
 会社を出る際に家族に送ったメールやLINEなどです。@Aと比べると証拠としては少し弱めです。

残業代を請求しようと考える場合は、これらをできるだけ多く毎日集めてください。